BNLS(脂肪溶解注射)後の鼻マッサージについて|タイミングとやり方
BNLSを鼻に打ったら、どうしたらより効果が出るの?
それは、注射を打ったらかかさずにマッサージすることです!
今回はマッサージの目的やタイミング、マッサージ方法についてご紹介していきます。
目次
BNLS注射後のマッサージの目的は2つある
BNLS注射を打ったら、必ずマッサージするように、どこのクリニックからも言われます。
マッサージの目的は2つ。
薬剤をまんべんなく広げる
1つ目は薬剤をまんべんなく鼻に広げるため。
薬剤をまんべんなく広げないと、ボコボコした、不自然な鼻になってしまうことがあります。
これは、脂肪溶解注射は、当然薬剤がいきわたった部分にしか効果は出ないので、注射後はまんべんなく薬剤を広げることが必要なのです。
クリニックによっては、メソセラピー後、マッサージの時間が設けられているクリニックもあります。
溶解した脂肪を体外に排出する
2つ目のマッサージをする理由は、溶解した脂肪を体外に排出する役割です。
注射を打った部分の脂肪は溶解されて血液やリンパに乗って体外に排出されますが、代謝が悪かったり、巡りが悪い人は、溶解された脂肪がそのまま鼻にとどまって、排出されないということがあります。
これではBNLSを打った意味がないですよね。
BNLS注射の効果を最大限に発揮するためには、注射後も継続的にマッサージする必要があります。
BNLS注射後のマッサージをするタイミングは?
BNLS注射を打ってから、いつマッサージするの?何分間?という疑問にお答えします!
まず、マッサージをするタイミングは、BNLS注射を打った当日、もしくは翌日からです。
実は、マッサージをするタイミングはクリニックによっても、脂肪溶解注射の種類によっても違います。
- BNLS注射を打った当日から積極的にマッサージを薦めるクリニック
- BNLS注射を打った翌日から積極的にマッサージを薦めるクリニック
- BNLS注射を打った2~3日後から積極的にマッサージを薦めるクリニック
などなど、
詳細はクリニックで確認してくださいね。
BNLS注射を打った当日は、クリニックでマッサージすることが多いです。
個人的には、腫れや痛みなどがなかったら、当日から積極的にマッサージすることをおすすめします。
BNLS注射は腫れが少なく、内出血も少ない脂肪溶解注射ですが、人によっては症状が出る人もいます。
その場合はマッサージを行ってもいいのか、クリニックに確認してください。
あまりにひどい場合はクリニックにいって症状を見せましょう。
マッサージについてもどの強さで行ったらいいか、しっかり確認してください。
BNLSの効果は3日目がピークで、一週間くらい効果が継続しますので、BNLSを打った日から一週間は頑張ってマッサージしてくださいね!
鼻にBNLS注射を打った場合のマッサージ方法
BNLS注射を行った後に行うマッサージは、実は特に決まりはありません。
鼻をつまんだり、もみ込むようにして、BNLSを浸透させるイメージでマッサージをしてください。
ただし!ゴリゴリと強くマッサージすることは避けてください。
優しくマッサージすることがコツです。
マッサージというと、ゴリゴリと凝りをほぐすような強いマッサージを想像しがちですが、強くマッサージすると、腫れがひどくなったり、内出血が大きくなったりします。
リンパマッサージは肌をなでる程度で充分なのです。
例えば、桃や豆腐を触るようなイメージです。
小鼻をマッサージする時は両手を使って優しく、くるくると指先を使ってマッサージするといいでしょう。
鼻先の場合は指でつまむようにして優しくマッサージしましょう。
マッサージする時間は、鼻の場合、1回1分くらいでいいと思いますよ。
BNLSを打ったところだけではなく、顔全体をマッサージ
BNLSを打ったところだけではなく、顔全体をマッサージすることもおすすめ。
一部のリンパの流れを改善しても、全体の巡りが良くないと、思うように効果が発揮できないことがあるためです。
顔のリンパマッサージの方法もご紹介します。
まず、基礎知識として、「リンパ節」の位置を覚えましょう。
リンパ節は老廃物をろ過する場所です。
ここに老廃物を流すようにマッサージをすると効果的。
顔のリンパ節は、耳たぶの前あたりの頬のくぼみ「耳前リンパ節」と、鎖骨のくぼみ「鎖骨リンパ節」にあります。
- おでこの老廃物を左右の耳前リンパ節に流すようにマッサージ。
- ほうれい線に沿って指を置き、耳前リンパ節に流すようにマッサージ。
- 目元から頬骨の下を通って耳前リンパ管へ。
- 頬骨に指を置き、グルっと目じりに向かって、目を囲むようにして、耳前リンパ節に流すようにマッサージ
- 首をなぞり、鎖骨リンパ節へ向かってマッサージ。
顔のリンパの流れを良くするツボは?
顔にもたくさんのツボがあります。
今回は鼻の周りにある、リンパの流れを良くするツボをご紹介!
リンパが滞っている人は、ツボを押すと痛みを感じることがあります。
痛みを感じたら無理はせずに、「気持ちい」と感じる強さで刺激してくださいね。
迎香(げいこう)
迎香(げいこう)は小鼻の横にあるくぼみです。
左右交互に、指でゆっくり3秒ほど押して離す、を3回繰り返しましょう。
押し込んでいるときに、肌を揺らすような感じで押し込むのもおすすめ。
痛いと感じる方もいます。
清明(せいめい)
清明(せいめい)は目頭と鼻の間にあるくぼみです。
迎香(げいこう)同様、左右交互に、ゆっくり押し込んで離す、を3回ほど繰り返しましょう。
鼻筋にBNLSを打った人は、ここを刺激するのがおすすめ。
目が疲れている人は、痛みがあることがあります。
こりょう
黒目の下にあり、頬骨の一番高いところです。
リンパが滞っている人は痛みを感じます。
こちらも、左右ゆっくり押し込んで離す、を3回繰り返します。
マッサージする時は鎖骨からマッサージ?!
顔のリンパは鎖骨を通って全身に巡り、さらに、鎖骨は「ゴミ箱」の役割もしています。
そのため、顔のマッサージをするときは、鎖骨のリンパを開いてあげることで、老廃物が対外に流れやすくなります。
鎖骨のマッサージは、温めてあげるだけで充分。
温かいタオルを鎖骨に置いたり、鎖骨のくぼみの部分に手を置いて、優しくさするだけでもOKです。
鼻のマッサージをする前に、鎖骨を温めましょう。
マッサージの効果がでやすいのはいつ?
マッサージの効果が出やすいのは、お風呂上りの血液の循環が良くなっている時がおすすめ!
クリームや乳液を付けて滑りを良くしてあげるとマッサージがやりやすく、肌への刺激も少なくなります。
また、体が冷えている時、化粧前などにもマッサージするといいでしょう。
とにかく気づいたときに積極的にマッサージしてくださいね。
BNLSの効果を高めるために運動やサウナへ行こう!
BNLSの効果を高めるために積極的に有酸素運動をしたり、サウナに行くようにしましょう。
代謝が上がり巡りが良くなることで、脂肪の溶解、排出の作業がスムーズになります。
また、水分補給も大事!
BNLSを打った後は、とにかく巡りを良くすることを頭に入れて過ごすようにしましょう。
運動をしたりサウナに行ったりするのは、こちらも個人的にはなにも問題なければ当日から積極的に行うことを推奨します。
ただし、こちらもクリニックの方針や、脂肪溶解注射によって違いがありますので、医師に確認するようにしましょう。
BNLSを打ってもエステに行くことはできる?
BNLSを打ってもエステに行くことは可能です。
しかし、エステで何をするか?によっても違いがありますので、こちらも医師に確認するようにしてください。
その場合、エステでどういったマシンを使用して、どういった施術をしているのかしっかり説明できるようにしておいてくださいね。
多くの場合、エステに行くのはBNLSを打ってから3日後くらいからであればOKが出ることが多いようです。
特に、エステでキャビテーションなどの高周波治療を行うのはとてもおすすめ!
BNLSとの相乗効果でより効果が発揮できることが多いのです。
また、EMSなどの代謝を上げるマシンもおすすめですよ。
ちなみに、BNLSを打つ前にエステに行ってもいいの?という質問もあったりするのですが、それは問題ありません。
ボトックス注射を打っててもマッサージして大丈夫?
ボトックス注射を打っている場合、基本的にボトックスを打った部分のマッサージはNGです。
ボトックスが拡散されてしまい、思った効果が得られなくなるためです。
そのため最低でも1週間はマッサージを控えた方がいいと言われています。
しかし、BNLSなどの脂肪溶解注射は、マッサージをした方が効果が得られます。
例えば、鼻にBNLSを打って、頬にボトックス注射をしている場合、BNLSを打った鼻だけマッサージするのは問題ありません。
しかし、ボトックス注射を打った部分によっては、この範囲はマッサージしないほうがいい、ということもありますので、クリニックにボトックス注射をしている旨説明して、マッサージについてもどうしたらいいのか確認するようにしましょう。
まとめ
BNLS注射を打ったら、積極的にマッサージをするようにしましょう!
マッサージをすることで、BNLSの効果を最大限に引き出すことができます。
しかし、痛みがある場合は無理をせずに、医師に確認しながらマッサージを行うようにしてくださいね。
ツボを刺激してリンパの流れを良くすることもおすすめです。
また、BNLSを打ったら、エステに行って代謝を促進させるようなマシンを使用したり、有酸素運動をして代謝を良くすることを意識しましょう。
マッサージと一緒に組み合わせることで、より効果を発揮しやすくなります。
体が冷えているときは特に、巡りが悪くなっている証拠ですので「冷えてるな」と感じたらマッサージするようにしてください。