BNLS(脂肪溶解注射)を顔に打つときの注意点｜こんな人は要注意

2019年1月14日

WRITER

この記事を書いている人 - WRITER -

小顔注射BNLSは痛みや腫れが起こりにくくダウンタイムが不要な上、顔痩せ効果にも優れることで人気を集める脂肪溶解注射。
メソセラピーなど従来の脂肪溶解注射と比べて小顔注射BNLSはどのような違いがあり、どのようなことに気をつければいいのでしょうか？ここではBNLS注射を顔に打つときの注意点や小顔注射BNLSがおすすめの人について紹介します。

1 小顔注射BNLSを打つときの注意点について
- 1.1 顔にBNLS注射を打つときの注意点
- 1.2 小顔注射BNLSが向いているのはどんな人？
2 小顔注射BNLSを打つときの注意点まとめ

小顔注射BNLSを打つときの注意点について

顔にBNLS注射を打つときの注意点

BNLS注射は副作用が出にくい脂肪溶解注射

BNLS 注意点脂肪溶解注射顔これまで脂肪溶解注射の主流とされてきたメソセラピーなどに比べてBNLS注射は痛みや施術後の腫れなどが少ないと言われています。

従来の脂肪溶解注射であるメソセラピーもBNLS注射と同様に薬剤を皮下に注入することで脂肪を溶かす優れた効果がありますが、注入時の痛みや施術後の腫れが起こりやすいことから特に顔への施術を躊躇する人が少なくありません。

BNLS注射はメソセラピーと同じように顔を含めてさまざまな場所に注入することが可能で、さらに従来の脂肪溶解注射のデメリットを改善しているため人気が高まっており脂肪溶解注射の主流となりつつあるのです。

BNLS注射は痛みや腫れ、内出血などの反応、副作用が起こりにくいためその回復期間であるダウンタイムが必要ないとされています。そのため、顔の腫れや内出血が心配な人やダウンタイムのために仕事の休みが取れない人などから人気を集めています。そのような理由からBNLS注射を顔に打つ人が多く、BNLS注射は「小顔注射」とも呼ばれています。

施術当日の飲酒や長時間の入浴などは控える

顔痩せ効果の高いBNLS注射は副作用が起こりにくく手軽に受けることができる小顔治療のひとつですが、施術後はいくつか気をつけるべき注意点があります。

特に腫れや内出血のリスクを避けるためには、施術直後の注意点をしっかりと守らなければなりません。BNLS注射自体は腫れなどが起こりにくいとされていますが、施術後すぐに注射部位をマッサージしたりこすったりと痛みや腫れの原因となる場合があるので注意しましょう。

また、施術当日は飲酒や長時間の入浴、サウナ、激しい運動など血行が促進されるようなことを行うと内出血を起こしてしまう可能性があるので控えるようにしてください。

後日の顔マッサージや有酸素運動で効果アップ

BNLS注射には脂肪溶解作用だけでなく、リンパ循環作用や肌の引き締め作用があるため不要な脂肪を溶かして体外に排出し、たるみを引き締める効果があるとされています。

そのためリンパの流れや血行を促進することでより脂肪の排出効果を高めることができるため、施術翌日以降患部の状態が落ち着いていればマッサージをしたり、有酸素運動を行ったりすると効果的だとされています。

ただし、施術後の状態にもより異なるのでいつからマッサージや運動を行っていいかなどの注意点については美容外科・クリニックで確認して指示に従うようにしてください。

腫れや内出血が出たら安静にして医師に相談

BNLS 注意点脂肪溶解注射顔腫れや内出血などが起こりにくいBNLS注射ですが、施術当日から翌日までは多少の腫れや小さな注射針の跡が残ることも少なくありません。美容外科・クリニックでも注意点としてそのようなことが起こる可能性を事前に説明されることが多いでしょう。

しかしほとんどの場合は薬剤が吸収しきれていないことで注射部位が腫れたり、注射針を刺すことで赤みが出たりしているだけなので数時間で治まることが大半だとされています。施術から3日目以降は顔痩せ・小顔効果が実感できる人も多く、その頃には腫れや内出血などが引いていることがほとんどです。

しかし、一週間経っても腫れやむくみ、内出血などが気になる場合などはマッサージや飲酒、激しい運動などは控えるようにして、美容外科・クリニックなどに相談するようにしてどのように過ごすべきかなど注意点を確認するようにしましょう。

美容外科・クリニック選びは慎重に

BNLS注射は大きな失敗や重篤な副作用がほとんど見られない小顔治療ですが、施術を受けても効果を感じられないということは少なくありません。また、BNLS注射で脂肪溶解を行った後に顔のバランスが崩れたり左右差が出てしまうということもまれにあるようです。

そうした顔へのBNLS注射による仕上がりの差や失敗というのは、施術を行う医師の技量が大きく影響すると考えられているため、BNLS注射を受ける際には美容外科・クリニック、医師選びが大事な注意点で重要な要素となります。

BNLS注射自体はどの美容外科・クリニックでも基本的には同様のものを使用するため、それをどの部分にどれくらいの量を注入するかということが大切なポイントとなります。

それを正確に判断するためには顔の解剖学などの知識があり、脂肪溶解注射や脂肪吸引の経験が豊富でそれを実行するだけの技術を持っていることが必要です。美容整形分野では、施術の専門分野や得意分野を持っている医師が多いので脂肪溶解注射や脂肪吸引に精通した医師による施術を受けることが成功への鍵とも言えるでしょう。

そうした医師のいる美容外科・クリニックを選ぶためには、実際に顔へのBNLS注射を含む脂肪溶解注射を受けた人による口コミや体験談などを参考にすることが最も有効です。ネット上でも美容外科の口コミを集めたサイトなどもあるのでぜひチェックしてみてください。

小顔注射BNLSが向いているのはどんな人？

顔に脂肪がついている人ほど効果的

BNLS 注意点脂肪溶解注射顔 BNLS注射は小顔注射と呼ばれる程顔への施術が多い治療法ですが、骨格や体質などによってはBNLS注射で十分な効果が得られないことがあるというのも知っておきたい注意点です。

BNLS注射は脂肪を溶解することで顔痩せを可能にする治療のため、元々不要な脂肪が少ない場合はあまりその効果が感じられないということもあります。顔が大きいと感じる原因が脂肪ではなく、骨格や筋肉、むくみなどが原因である場合はBNLS注射だけでは十分な小顔効果が得られないのです。

しかしBNLS注射など脂肪溶解注射を受ける前には必ず医師によるカウンセリングを受けると思うので、その際にBNLS注射で顔痩せ効果が得られるかどうかなどという判断もしてもらえると思うので十分確認するようにしましょう。

甲状腺疾患のある人は施術を控える

小顔効果に優れるBNLS注射は国内・国外ともに重篤な副作用の報告がなく安全性の高い脂肪溶解注射のひとつですが、いくつか知っておかなければならない注意点があります。

BNLS注射で使用する薬剤にはチロシンという成分が含まれています。そのチロシン自体は人間の体内で合成されることもあるアミノ酸の一種で安全な成分ですが、過剰摂取によって甲状腺疾患を引き起こす可能性があると考えられています。

チロシンの過剰摂取で起こる危険性があると言われているのは「甲状腺機能亢進症」という甲状腺ホルモンに係る疾患です。そのため、すでに甲状腺疾患を抱えている人や甲状腺に関する既往歴などがある人はBNLS注射を控えるよう言われています。

脂肪溶解注射の施術前カウンセリングや事前相談では注意点を説明するとともに既往歴などについて必ず確認があると思いますが、当てはまる場合は必ず申告または相談するようにしてください。

アレルギー体質の方は事前相談を

BNLS注射は天然植物成分を中心とした薬剤を使用しており、副作用の可能性や健康被害などの危険性が非常に低い脂肪溶解注射とされています。

しかし、天然植物成分を使用しているからと言って必ずしも安全であるということではないのでそこは気をつけなければならない注意点です。

それは薬剤が天然由来成分でできているとしても、それらが原因でアレルギー症状を引き起こす可能性があるためです。元々植物に対してアレルギーを持っている人やアナフィラキシー症状を起こしたことがある人などは安全な脂肪溶解注射と言われるBNLS注射であっても十分に気をつけなければなりません。

特に、BNLS注射にはペルシャグルミというくるみの成分が含まれているので、くるみアレルギーを持っている人は施術を控える必要があります。BNLS注射や脂肪溶解注射を行っている美容外科・クリニックではもちろんアレルギーに関する確認が行われますので、くるみアレルギーがある場合は施術を受けることができないと思います。

その他、BNLS注射によるアレルギーなど心配なことがある場合はカウンセリングで相談するようにし、注意点などを確認するようにしてください。

従来の脂肪溶解注射として人気を集めたメソセラピーですが、これに使用する薬剤には大豆由来のレシチンという成分が含まれています。そのため大豆アレルギーを持っている人は受けることができなかったのですがBNLS注射の場合は大豆アレルギーでも問題なく受けることができるので、脂肪溶解注射の定番ともなりつつあるのです。

また、BNLS注射を受ける美容外科・クリニック選びの注意点として知っておいて欲しいのが注入するBNLSを原液で使用していない場合があるということです。大手を中心に多くの美容外科・クリニックではBNLSを原液で使用していますが希釈されていたり、他の成分が混ぜられていることもあるのです。

基本的には希釈などについて事前に説明があると思いますが、副作用などの可能性も含め使用している薬剤について十分確認しておくことも大切な注意点です。