BNLS・BNLSneo(脂肪溶解注射)をまぶたに打つ痛み|痛い?激痛?
脂肪溶解注射のBNLSneoを、まぶたに打つと、余分な脂肪が分解されてすっきり、目が大きく見える効果があると評判です。
メスを入れないプチ整形だと言っても、注射が苦手な方も多いことでしょう。しかも、まぶたに注射となると尻込みしてしまう方も多いかもしれません。まぶたにBNLS・BNLSneo注射を打つ場合、どの程度の痛みがあるのでしょうか?
結論から言うと、口コミなどを見ても、「痛かった」という人が多いです。まぶたに注射と言うと、怖い気持ちが先行してしまい、余計痛く感じるようですが、痛みに弱い人でも、麻酔なしでも十分我慢できる痛みではあります。心配な場合は、麻酔クリームや笑気麻酔、アイシング(氷で冷やす)などの処置をとることも可能で、麻酔をすればどんな人でも痛みなく打つことができる注射です。
私も実際、腫れぼったいまぶたにコンプレックスを持っており、思い切ってBNLS注射を打ちましたが、思っていた通り痛かったです。普通の注射と同じくらいの傷みはありますが、すぐに終わったのでほっとしたのを覚えています。激痛ってほどではありませんが、一般的な注射と同じくらいの痛み、薬液を入れる痛みもありました。キレイになりたい一心、多少痛くても仕方ない、でもすぐに終わることだと覚悟を決めていたので、イメージしていた通りでした。
ここでは、実際に、まぶたにBNLS・BNLSneo注射を受けた人の口コミや評価、体験談もご紹介しながら、まぶたにBNLS注射をした時の痛みについて検証しています。まぶたにBNLS・BNLSneo注射を打ちたい、でも、痛みが心配で踏み切れないという方も、この記事を読めば安心して治療を受けることができますよ。
目次
BNLS・BNLSneo注射は多少は痛い
BNLS・BNLSneo注射は、以前のメソセラピーに比べて、痛みや腫れが少ないと言われていますが、注射で皮下に薬剤を注入するので、無痛ではなく、注射を打つ時の針を刺す痛みは生じます。使用される注射針は、点滴や採血などで使用する注射針とあまり変わらないので、その痛みも同じくらいだと言われています。
採血や点滴など抵抗なく受けることのできる人については、BNLS注射も問題なく受けることができるでしょう。とはいえ、採血や点滴などと違い、BNLS・BNLSneoの場合、一刺しで終わるものではなく、複数個所に分けて薬剤を注入する必要があります。そのため、チクっとする痛みの回数が多くなります。そこで、麻酔クリームや笑気麻酔などをオプションで施すことができるようになっているクリニックが多いです。
チクっとする痛みに、さほど不安がないなら、麻酔なしでも十分我慢できる痛みです。オプションを付けると、追加料金を払う必要があるので、どうしても不安という方のみ麻酔を考えれば良いでしょう。
BNLS・BNLSneo注射の痛みを少なくするには?
痛みや腫れの少ないBNLS・BNLSneo注射ですが、注射を複数個所に分けて刺す必要があるため、痛みの回数も増えてしまいます。そこで、多くの美容外科やクリニックでは、痛みを和らげるために前処置や麻酔などを使用することもあります。
表面麻酔の麻酔クリーム、麻酔テープ
BNLS・BNLSneo注射の痛みが心配な場合、希望があれば、麻酔クリームや麻酔テープ「ペンレステープ」などの前処理を行ってから注射することもできます。
麻酔クリームは、塗布してから効果が出るまでに30分ほどかかります。麻酔クリームは局所麻酔の一種で、リドカインとプロピトカインという2つの局所麻酔成分を配合したエムラムクリーム(リドカインクリーム)という製品が多いです。
麻酔クリームは、肌の表面に塗ることで、麻酔のような効果が出るクリームです。肌表面の神経を麻痺させることで、痛みや痒みを感じなくなるのです。切開や手術などには使用できませんが、皮膚表面に行うBNLS・BNLSneo注射の際、痛みを感じさせない方法として非常に有効です。
ピンポイントで麻酔効果を得られるメリットがあります。麻酔クリームは副作用が少ないとされていますが、塗布してから30分ほど時間がかかること、稀に肌に合わない方もいて、腫れや赤み、ヒリヒリした痛みを感じる場合もあるようです。
麻酔テープの方は、貼付用の局所麻酔剤で、静脈穿刺時の痛みを取り除くため、透析の時によく使用されています。針を刺す部分の範囲に合わせ、ハサミで切ることができますし、麻酔クリームのように上からラップをしたり、クリームが別の部分に付着するようなこと等もなく使いやすいです。基本的には、麻酔クリームと同様、30分前に貼っておいて下さいと言われることが多いですが、1~2時間前など、それより前に貼っておいた方が効果が高いです。
これらは、表面麻酔になるので、意識には関係なく、施術後も眠気などを伴うことがありません。ただ、手軽である分、麻酔効果はそんなに強いものではありませんが、通常の注射が問題なく打てる人であれば、表面麻酔でも十分効果を感じられることでしょう。
笑気麻酔
通常の注射も苦手、また、以前にBNLS・BNLSneo注射を受けて痛かったという場合は、麻酔クリームや麻酔シールよりもより高い効果を得られる笑気麻酔を使用することもできます。笑気麻酔とは、医療用ガスの一種の亜酸化窒素と酸素を用いた麻酔法です。
笑気麻酔は、鼻から笑気ガスをしっかり吸いこむことで、手足の感覚が鈍くなり、お酒を飲んで良い気分になった時を少し超えたような、身体がフワフワした感じになる麻酔です。自分の声も遠くに聞こえる感じで、10くらいの痛みが、3くらいに軽減され、遠くの方で何かされているような感覚になります。鎮静作用が主で、鎮痛作用は少ない麻酔になりますが、感覚的には鎮痛作用もあるようです。
笑気麻酔は、吸入をやめれば、それほど時間がかからずに元の状態に戻ります。治療後、比較的早く帰宅できるのがメリットです。治療後、しっかりガスが体から抜けたことが確認されれば、車を運転してOKとするクリニックもあります。
BNLS・BNLSneo注射の標準処置として笑気麻酔まで施されることはあまりないので、痛みに弱い場合は、カウンセリング時などに相談すると良いでしょう。値段もそんなに高くないので、とにかく痛みが心配な方にはおすすめです。
内出血しづらい針・マイクロカニューレ
BNLS・BNLSneo注射の痛みを軽減するために、細い注射針マイクロカニューレで薬液を注入できるクリニックもあります。
マイクロカニューレは、柔らかく先が丸い注射針で、治療中の痛みがより少なく、内出血しづらい、施術後のダウンタイムが少ないことがメリットです。また、穴が先ではなく横に開いているため、穴の方向をコントロールすることで、1つの穴から複数の方向に薬液を注入することができます。
まぶたの場合、通常ですと1回の施術で3箇所ほどの注射が必要ですが、マイクロカニューレを使用する場合、複数注入する必要がなく、肌へのダメージを最小限に抑えることができます。
例えば、湘南美容外科クリニックでは、このマイクロカニューレを採用していて、施術料金は1ヵ所につきプラス5,000円(税込み)となっています。笑気麻酔を使用するのと同じくらいの値段で利用できます。
ただ、口コミを見ると、マイクロカニューレを使用したからといって痛みがゼロというわけではないので、痛みが不安な方は、麻酔を付ける方が間違いないと思います。
氷で冷やす
BNLS・BNLSneo注射は、もともと従来の脂肪溶解注射であるメソセラピーに比べて痛みが少ないと言われています。
そのため、麻酔を使用しなくても問題ないケースも多く、患者自身が麻酔を希望しないケースもあります。その場合は、施術直前まで氷でしっかり冷やす(アイシング)しておけば、感覚が麻痺して痛みを感じにくくなります。
氷で冷やすことは、皮膚内部を麻痺させることができるので痛みをほとんど感じなくなります。普段からそんなに注射が苦手でない方は、特に麻酔のオプションを付けず、氷で冷やすだけでも十分でしょう。とは言え、氷で冷やしただけでは、BNLS・BNLSneo注射は痛かったという人もいるので、心配な方は、麻酔クリームを使用することをおすすめします。
まぶたの場合は、少しの時間で施術が終わるため、麻酔を使用する人は少数派です。注射の痛みは、ドクターの技量もあるので、実績のある信頼できるドクターを選ぶことも大切かと思います。また、極度に緊張すると血管が収縮して痛みが増すこともあるので、リラックスして施術にのぞむことも大切です。
リラックス麻酔
BNLS・BNLSneo注射の施術では、以上でご紹介した麻酔クリームや麻酔テープ、笑気麻酔、アイシングでの前処置が主になりますが、それでも不安という方は、リラックス麻酔を希望することもできます。
リラックス麻酔(眠る麻酔)は、静脈から麻酔薬を注入または、マスクで吸引して眠る麻酔です。施術中は意識がないので、目が覚めたら手術が完了しています。
リラックス麻酔は、通常、BNLS・BNLSneoのようなプチ整形には施されることはありません。脂肪吸引や豊胸手術、鼻の骨を削る手術、顔の骨を削る手術など大掛かりな整形手術などに用いられますが、要望があれば医師に相談すると良いでしょう。
まぶたのBNLS・BNLSneo注射の口コミ
口コミ①
まぶたに注射をするのは生まれて初めての経験でしたが、結構痛かったです。まぶたは、特に皮膚が薄くデリケートな部分なので、注射針を刺す時はチクっとした痛みがありました。そして、薬剤を注入される際が特に痛かったです。
私は注射が苦手、痛みに敏感な方なので、特にそう感じたかもしれませんが、意外と大丈夫という人も多いかもしれません。
口コミ②
BNLSneo注射を受けました。これまで、別の部分に何度か受けていますが、お安くなっていたので再度受けました。
以前、鼻にBNLS注射受けた時に痛かったので、麻酔クリームをオプションで付けてもらいました。施術中は、麻酔をしたお陰であまり痛くありませんでした。
なお、鼻へBNLS注射を打つ際の痛みについてはこちらで説明していますので、興味がある方はご覧ください。
⇒BNLSneo注射を鼻に打つと痛いって本当?体験者の口コミで確認!
口コミ③
運転があったので、麻酔なしでBNLS・BNLSneo注射を打ちました。氷で冷やした後に注射しました。刺すのは普通の注射のような痛みで、少し痛かったですが、我慢できないほどではなかったです。ただ、液を注入する間の方が痛いなって感じました。
痛みが少ないとされるマイクロニューレでも、このくらいの痛みはあるのだと思いました。施術はすぐに済みましたが、やはり思ったよりは痛かったです。
BNLS neo、両頬5本ずつ、そして顎下にも5本打ってきました。麻酔なしで余裕ですが、針刺す痛みより液体注入のほうが痛かったです…😞看護師さんはめちゃめちゃ丁寧に対応してくれたんだけど、医師は流れ作業感すごかった。一言も会話してない😅もう効いてくれればなんでもいいけど。
— きいちゃん⛑️ (@pochatan_8) May 11, 2019
まとめ
BNLS・BNLSneo注射は、痛みや腫れなどダウンタイムが少ない施術だと言われていますが、実際注射を受けた人のレポートを見ても、多少の痛みはあるという感想が多いです。全く痛みがないといレポはありません。注射を刺すときの痛みはもちろん、薬剤を注入する時の痛みの方が大きいです。
とは言え、皆さんもレビューしているように、多少の痛みはあるけれど、耐えられる痛みだということ。痛みに弱い、心配であれば、麻酔クリームや笑気麻酔をオプションで付けてもらうことができるので、有料にはなりますが、痛みの問題はほとんどの人が解決することができます。
心配な方はカウンセリング時にしっかりと相談して、不安を解消して、安心して施術にのぞんでくださいね。あまりの恐怖で緊張していると、血管が収縮して痛みを感じやすくもなるので、しっかりと不安を取り除いておくことが大切です。
注射後も、BNLS・BNLSneo注射はほとんどダウンタイムがないので、翌日には普通に化粧して外出することもできます。施術直後は、腫れたような感じになりますが、1日も経てば腫れは引いていくとともに、2~3日も経てば効果を実感できるようになります。
なお、BNLS注射をまぶたに打った後の腫れについてはこちらで詳しく説明していますので、興味がある方はご覧ください。
⇒BNLSを打つとまぶたは腫れる?腫れが引くまでの期間と予防法とは?
美しくなりたいという想いがあれば、麻酔なしでも、全然我慢できるレベルの痛みなので、そこまで尻ごみしなくても大丈夫。現に多くの美しくなりたいと願う女性たちが、BNLSneoを受けて満足の結果を得ています。少しの我慢で長年のコンプレックスが解消するBNLS・BNLSneo注射は、受けてみる価値のあるプチ整だと思います。