BNLS(脂肪溶解)とボトックス注射の違いを分かりやすく紹介します
スッキリしたフェイスライン、キュッと細い顎、スッと通った鼻筋など、女性なら誰しも理想とする「小顔」がありますよね。しかし顔は体に比べて痩せにくいためダイエットしても中々理想の小顔をゲットできない・・・とお悩みの方が少なくありません。
近年ではそんな悩みを持つ女性の間で「メスを一切使用しないため手軽に施術できて効果を実感できる」と人気を集めているのがBNLS(脂肪溶解)やボトックス注射です。
どちらも顔痩せして小顔に見せる効果が優れていますが、小顔へと導くアプローチ方法や小顔以外に発揮する様々な効果に違いがあることをご存じですか?
そこで今回はBNLS(脂肪溶解)とボトックス注射の違いについて、副作用のリスクや気になる価格・費用と共にご紹介します。
目次
BNLS(脂肪溶解)とボトックス注射の作用の違いについて
BNLS(脂肪溶解)とは
BNLS(脂肪溶解)とは、脂肪を溶かす作用のある植物由来成分を気になる脂肪部分に注射する施術方法のことで、施術した部位の脂肪が徐々に溶け、老廃物の排出も促してスッキリさせることができます。
脂肪溶解注射は以前からありましたが、以前の脂肪溶解注射は施術後に施術部位が腫れるダウンタイムのデメリットがありました。
しかし最先端のBNLS(脂肪溶解)は施術部位が腫れるといったダウンタイムが一切なく、施術時に麻酔を施す必要もないので手軽に施術できるというメリットがあります。
さらに近年ではBNLS(脂肪溶解)の効果をさらにパワーアップしたBNLSneoもあり、脂肪の蓄積具合や施術部位に合わせて選ぶことでより高い小顔効果を得ることができます。
ボトックス注射とは
ボトックス注射とは、ボツリヌス菌から抽出したボツリヌストキシンというタンパク質を気になる筋肉部分に注射する施術方法のことで、注射された筋肉は徐々に動きが麻痺して細くなることでスッキリさせることができます。
BNLS(脂肪溶解)が脂肪に対して作用するのに対し、ボトックス注射は筋肉に作用するという違いがあります。
副作用のリスクや施術の危険性について
BNLS(脂肪溶解)とボトックス注射はどちらも施術時にメスを使わないため麻酔を施す必要がなく、他の美容外科手術と比較して副作用のリスクや危険が非常に少ない安心安全な施術方法といえます。
また施術部位が腫れるといったダウンタイムが少ないという特徴があるものの、体質によっては施術部位に多少の腫れや青あざ、あおたんといった副作用が現れる場合があります。
万一施術後に施術部位が腫れた場合や、青あざ、あおたんなどの症状が現れた場合は施術部位を優しくマッサージをして血流を促すと早く回復させることができます。
このようにBNLS(脂肪溶解)やボトックス注射は美容外科手術の中では非常に安心安全であり、他の施術方法と違い施術後のダウンタイムが少ないことから手軽に美容技術を体験したい女性の間で人気を集めています。
BNLS(脂肪溶解)とボトックス注射の効果の違いについて
BNLS(脂肪溶解)の効果について
BNLS(脂肪溶解)は施術する部位や範囲によって効果が現れるまでの時間や施術回数が違いますが、最短1回の施術で3日ほど、主に2~3回の施術で満足できる効果が得られ、その後は半永久的に効果を持続させることができます。
そもそもBNLS(脂肪溶解)はダイエットではなかなか痩せない部分の脂肪を溶かす施術方法であるため、脂肪が溶け切ってスッキリ痩せた後はカロリー摂取に気を付けるなど生活習慣にさえ気を付けていれば再び脂肪が付くことはないため効果を持続させることができます。
そのためBNLS(脂肪溶解)はフェイスラインの他にも痩せにくいまぶたや丸みのある小鼻(いわゆる団子鼻)、ずんぐりした鼻先など顔の気になる部分をはじめ、二重顎、お腹まわり、足の太もも、足首など、脂肪が蓄積している部分の部分痩せに効果的なほか、BNLS(脂肪溶解)をさらにパワーアップさせたBNLSneoを施術すればより高い効果を実感できます。
ボトックス注射の効果について
ボトックス注射も施術する部位や範囲によって効果が現れるまでの時間が違いますが、施術後3日ほどで徐々に効果が現れ始め、主に1~3週間ほどで効果を実感することができ、1回の施術で半年ほど効果を持続させることができます。
BNLS(脂肪溶解)が半永久的に効果が続くことと比較すると期間が短いという違いがありますが、定期的に施術すれば効果の衰えを実感することはありません。
またボトックス注射は筋肉に作用することで小顔へと導く施術方法であるため、エラの張り、表情筋が原因のシワやマリオネットライン、鼻筋、ふくらはぎ、さらに脇に汗をかきやすい多汗症やワキガにも改善効果を発揮します。
BNLS(脂肪溶解)とボトックス注射が効果的・おススメな人の違いについて
BNLS(脂肪溶解)が効果的な方
- フェイスライン全体に脂肪が蓄積している丸顔の方
- 顎に脂肪が蓄積された二重顎をスッキリさせたい方
- 腫れぼったいまぶたをスッキリさせたい方
- 鼻先や小鼻、団子鼻など鼻の脂肪をスッキリさせたい方
- お腹周りの脂肪をスッキリさせたい方
- 太ももや足首などをスッキリさせて脚痩せしたい方
BNLS(脂肪溶解)は脂肪を溶かすことで施術部位をスッキリさせる効果に優れているため顔痩せだけでなく、全身の気になる部分に施術することができます。
また麻酔を必要としないため体への負担が少なく、仕事帰りなどの短時間でも施術ができるというメリットがあります。
ボトックス注射が効果的な方
- エラの筋肉を落としてフェイスラインをスッキリさせたい方
- 顔のしわやマリオネットラインを目立たなくさせたい方
- 鼻筋をシュッとさせたい方
- ふくらはぎの筋肉を落として脚痩せしたい方
- 脇汗、多汗症、わきがを改善したい方
ボトックス注射は発達した筋肉を衰えさせえることで気になる部分をスッキリさせる効果に優れた施術方法です。
そのため顎の筋肉が発達していることによってエラが目立っているタイプの方には効果的な施術方法ですが、同じ「小顔になりたい」という方でも脂肪が蓄積している丸顔タイプの方がボトックス注射を施術しても効果なしなので注意しましょう。
逆もまた同じでエラ張りタイプがBNLS(脂肪溶解)を施術しても効かないので注意しましょう。
BNLS(脂肪溶解)とボトックス注射の価格の違いについて
BNLS(脂肪溶解)の価格・費用について
BNLS(脂肪溶解)の施術料金は施術回数や1回あたりの注射量、施術部位の脂肪蓄積具合によって違います。
基本的に「1本(1cc)あたり○○円」という美容クリニックが多く、平均相場は「1㏄=10,000~15,000円」となっています。
ただし各美容クリニックでは初回割引キャンペーンや継続キャンペーンなど様々なキャンペーンを行っており、こういったキャンペーンでは「初回1cc=1,000円」など格安で施術を受けられる場合もあります。
またBNLS(脂肪溶解)を何回施術するか、1回あたり何cc注射するかなどは施術毎の効果を確認しながらになり、実際に施術を受けた方の中には1回で効果を得ている方もいらっしゃいますが、多くの方が1回では効果ないと感じ、平均3回の施術で満足のいく効果を得ています。
あくまで参考ですが、フェイスラインの場合は1回あたり片側で3~4cc、小鼻の場合は1~3㏄となっているので3回施術した場合の注射本数や量、料金などの目安になります。
ボトックス注射の価格・費用について
ボトックスの施術料金はBNLS(脂肪溶解)と同じく施術回数や1回あたりの注射量、施術部位の筋肉の発達具合によって違い、使用する薬剤の種類によっても違います。
またBNLS(脂肪溶解)の費用が「1cc=○○円」であるのに対し、ボトックス注射の費用は「1回あたり=○○円」である場合が多いです。
一般的によく使用されてる薬剤の場合、ボトックス注射で最も人気が高いエラへの施術は1回あたり50,000~100,000円が相場となっており、各美容クリニックの初回割引キャンペーンや継続キャンペーンを利用すれば初回1,000円ほどで受けられる美容クリニックもあります。
またシワやマリオネットラインを目立たなくさせたい場合はエラと比べて1回あたりの注射量が少ないため料金は10,000~30,000円が相場となっています。
<まとめ>違いを理解すれば小顔効果を最大限に実感できる!
BNLS(脂肪溶解)とボトックス注射の違いについて紹介してきました。
どちらも小顔効果が高い施術方法なうえに顔以外の部位へも施術でき、さらに麻酔を必要としないうえに施術後のダウンタイムのリスクが少ないため「外科手術は怖い・・・周りにバレないようにしたい・・・」という女性の間で人気を集めていますが、両者の違いをきちんと理解していないと施術したのに効果なし、効かないといった結果を招いてしまいます。
BNLS(脂肪溶解)とボトックス注射の決定的な違いは「小顔へと導くために作用する対象が違う」ということです。
BNLS(脂肪溶解)は蓄積した脂肪を溶かし老廃物も一緒に排出することで気になる部分をキュッと引き締めるのに対し、ボトックス注射は発達した筋肉をタンパク質で麻痺させて補足させることでスッキリさせるさせます。
そのため「小顔になりたい」という悩みは同じでも、フェイスラインや小鼻などに脂肪が蓄積されている丸顔の方はBNLS(脂肪溶解)が効果的で、顎の筋肉が発達してエラが張っている方にはボトックス注射が効果的です。
またBNLS(脂肪溶解)にはフェイスラインだけでなく鼻やまぶた、お腹、太もも、足首など全身の蓄積した脂肪に施術できるため、手軽に理想のボディラインを手に入れたいという女性にもおススメです。
一方ボトックス注射は顔のしわやマリオネットラインなど加齢と共に気になり始めるエイジングトラブルや、筋肉がついたふくらはぎに効果的で、さらに脇汗や多汗症、ワキガなどに対しても改善効果を発揮します。
どちらの施術法も術後のダウンタイムが全く無いとは言えませんが、美容外科手術と違いダウンタイムのリスクは非常に低く、腫れや青あざ、あおたんが現れたとしても比較的軽症で完治も早く、マッサージして血流を促すことで回復を早めることもできます。
さらにBNLS(脂肪溶解)とボトックス注射は併用もできるので、エラが張ってるからフェイスラインはボトックス注射を、でも団子鼻にはBNLS(脂肪溶解)を、といったように原因に合わせて施術法を選べばより理想とする小顔に近づくことができます。
小顔になるための施術を検討されている方はBNLS(脂肪溶解)とボトックス注射の違いをよく理解したうえで自分に合った施術法をお試し下さい。